第31回 イオン反応研究会
第31回 イオン反応研究会の参加登録者は61名と盛会でした。
本研究会の開催にあたりご
協力をありがとうございました。 |
今回は次の3名の方に講師をお願いしました。
笠井先生は,配向分子線法を用いた気相反応の立体ダイナミクスや,ファンデアワールス錯体の構造選択と反応の分子配向効果など,真空中での反応や構造の研
究に取り組まれ,最近では,表面反応の原子レベル反応機構の解明と立体制御の開発も行っておれらます。イオン化過程の詳しいお話をして下さると思います。
山岡先生は,セクター型MS・FTMSを用いて,ケト/エノール互変異性体・幾何異性体・光学異性体を見分けた最近のご研究をお話し下さる予定です。
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1. 笠井 俊夫(大阪大学理学研究科)
「分子イオン化反応における立体効果」
2. 山岡寛史(大阪女子大学理学部)
「質量分析法による異性体イオン識別のアプローチ
--セクター型MS・FTMSを用いてケト/エノー
ル互変異性体・幾何異性体・光学異性体を見分ける--」
3. 竹内孝江(奈良女子大学理学部)
「有機ケイ素イオンのイオン-分子反応」
*講演会の後,16時頃から簡単な懇親会。
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連絡先: |
日本質量分析学会 イオン反応研究部会 部会長:竹内 孝江
奈良女子大学理学部化学科 (630-8506 奈良市北魚屋西町)
FAX : (0742)20-3401 |