2005年度 同位体比部会開催報告

同位体比部会長      長尾敬介
同位体比部会代表委員 野村雅夫

 2005年度同位体比部会研究会は、高知大学海洋コア総合研究センターとホリデイイン高知を会場として、参加者88名(一般 69名、学生 19名: 内、質量分析学会員19名)で、11月9日(水)から11日(金)まで開催された。
 2006年3月で定年を迎えられる日下部実先生、中村昇先生、能田成先生の特別講演3件を含めて、28件の口頭発表と34件のポスター発表があった。 学術講演として、荒川隆一先生(関西大学工学部)に、「質量分析は今が旬.イオン化法の基礎と最前線」というタイトルで、最新のイオン化法について解説していただいた。
 一般の口頭発表は30分間と20分間の二種類を用意し、ポスター発表は一人1分間の口頭発表を行ったのち、それぞれ1時間30分の発表時間(コアタイムは各人30分)を設定して十分な議論の時間を確保した。 ポスター賞では、学生は菅彰信さん(東京工業大学理工学研究科)、若手研究者は海老澤紀子さん(東京大学地殻化学)と黒田潤一郎さん(東京大学海洋研究所)に贈られた。新しい試みとなった学生の口頭発表賞は、大野剛さん(東京工業大学理工学研究科)が獲得された。
 部会終了後、会場となった高知大学海洋コア総合研究センターの見学ツアーを企画して頂き、海洋コアの処理、基礎データ収集、保管の様子や、多数の最新分析器機を見せていただいた。


日時2005年11月9日(水)から11日(金)(3日間)
場所高知大学海洋コア総合研究センター(783-8502 高知県南国市物部乙200)
ホリデイイン高知(783-0007 高知県南国市明見933)
参加者88名(一般 69名、学生 19名)(参加会員 19名)

プログラム
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