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第53回質量分析総合討論会開催報告
標記総合討論会が平成17年5月25-27日にわたって開催されました。

最近、MS学分野において世界を先導する研究が国内で芽生え、力強く育ってきています。そこで、「次世代のMSを創る」を今回の討論会の総合テーマをとして掲げ、第一線で活躍されておられる方々にシンポジウムやワークショップでご講演いただきました。参加された皆様におかれましては、新しい時代の息吹を感じ取っていただけたものと思っております。

会場は、大宮ソニックシティ、500、200、200人収容の、3会場をもって行われました。また、ポスター会場にも十分なスペースが確保でき、余裕をもってポスター発表や展示ブースでの議論を行うことができました。また、企業のランチョンセミナーも大変盛況でしたので、色々な角度からの情報収集が可能であったとものと拝察いたします。

今回の総合討論会の参加者は、総勢813名に及び、ご支援いただきました学会会員諸氏に深く感謝するところです。今年度からは、要旨集を前もって学会会員の皆様に郵送することとなり、これによってより深い討論が可能になったものと考えております。

今年度の総合討論会主催にあたっては、経費節約のために事務処理等の業者委託を最小限に抑えました。この結果、実行委員の負担が大きくなったことは否めません。現在、学会の諸行事運営においてのパッケージ化が進んでいますので、今後は、総合討論会主催等の負担も次第に軽減されていくものと期待しております。会員の皆様におかれましては、日本質量分析学会へ益々のご支援を何卒よろしくお願いいたします。

最後に、ご賛助いただきました企業、および共催・協賛していただきました学協会に対しまして、厚く御礼申しあげます。

次回、第54回質量分析総合討論会は戸塚善三郎実行委員長((株)JCL バイオアッセイ)他、関西地区を中心とした実行委員の方々のお世話により
会期:2006年5月17~19日
会場:千里ライフサイエンスセンター(大阪府豊中市)
にて開催される予定です。次回総合討論会にてまた皆様とお会いできますことを、心より楽しみにしております。

第53回質量分析総合討論会実行委員長 平岡賢三
実行委員一同


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