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プログラム
− 目次 −
基調講演 シンポジウム
ワークショップ ポスター発表
タイムテーブル  

一般ポスター発表、企画セッション(シンポジウム、ワークショップにおける招待講演、公募口頭発表)、企業展示、ランチョンセミナー等


基調講演・特別講演     >> プログラム詳細
1分子ナノ計測:ゆらぎと生命機能
柳田敏雄(大阪大学大学院)
Mass Spectrometers for Earth and Mars
Robert J. Cotter (The Johns Hopkins University, Baltimore, USA)
Mass spectrometry-based proteomics
Catherine Fenselau (University of Maryland, Baltimore, USA)
MS/MS of Biomolecules: Ion Activation using Electrons and Photons
Gary L. Glish (University of North Carolina, Chapel Hill, USA)
Adventures of the Orbitrap Mass Analyzer
Alexander Makarov (Thermo Fisher Scientific, Bremen, Germany)

シンポジウム     >> プログラム詳細
セッション名超分子のMS
オーガナイザー山口健太郎(徳島文理大香川薬)
キーノート藤田 誠(東大院工)
開催主旨超分子は金属配位結合や水素結合をはじめとする非共有結合により構築された比較的不安定な分子で,質量分析による構造解析はNMRやX線解析とともに重要な役割をはたしている.本シンポジウムでは最近特に注目される超分子化学を主題として,質量分析による構造解析に加えて合成,反応および物性解析から応用に至る総合的視野から新展開を探る.キーノートスピーカーとして自己組織化による超分子構築などで優れた業績を上げておられる東大工学部の藤田誠先生をお招きし,超分子化学の全体像を解説いただき,ご自身の研究に関し,質量分析による構造解析の役割や測定手法の変遷などについてご講演をお願いした.超分子の巨大化にともない,困難さを増す精密構造解析において,X線やNMR解析との連携も視野に入れ,質量分析が今後どのよう進化するか議論する.
セッション名高分子材料の質量分析
オーガナイザー荒川隆一(関西大工)
キーノートChrys Wesdemiotis(The University of Akron)
開催主旨近年,MALDIやESIなどのソフトイオン化法の著しい発展により,分子量が1万を超える合成ポリマーでも分解せずにイオン化することが可能になった.ポリマーの分子量分布,繰り返しユニット,末端基の構造などの構造解析が比較的容易となっている.また,ポリマー材料に含まれる添加物の分析や,材料表面を局所的に表面分析するLDIやSIMSなどを用いて,表面上における目的イオンの強度を3次元表示するイメージングの手法が注目されている.今回,米国のアクロン大学のC.Wesdemiotis 教授に質量分析による合成ポリマーの構造解析について講演をお願いした.現在,質量分析がポリマー/材料分析における重要な解析手法となりつつ,今後の新しい展開を討論する.
セッション名クラスターのダイナミクスを含む種々なイオン反応からの新たな展開(企画:イオン反応研究会)
オーガナイザー早川滋雄(大阪府大)
キーノート寺嵜 亨(豊田工業大学)
開催主旨イオン反応は、種々な方法で化学反応に関しての知見を与えている。イオン反応の基礎的な理解は、質量分析学の発展に不可欠である。クラスターのダイナミクスやイオンモビリティーの基礎的研究が質量分析装置を使用して展開していると同時に、近年、質量分析法の発展に関しても注目されている。イオン反応に関して独自の視点で基礎的な研究として発展させておられるグループの研究を理解し相互に結びつけ、今後の質量分析学の新たな展開の方向を探る。
セッション名マススペクトロメトリーにおける気相イオン化学と反応ダイナミックス
――イオンのスペクトロスコピー、単分子反応、光分解、イオン−分子散乱――
オーガナイザー竹内孝江(奈良女大理)
キーノートProfessor. Myung Soo Kim(Department of Chemistry, Seoul National Univ.)(交渉中)
開催主旨マススペクトルの生成は、分子のイオン化過程と生成イオンの分解反応およびイオン−分子反応過程から成ります。このセッションは質量分析技術の根幹である気相分子のイオン化過程およびに生成イオンの分解反応およびイオン−分子反応過程関する基礎的理解を主眼とします。反応のエネルギー論的理解および反応ダイナミックスを整理することを目的に企画します。
セッション名メタボロミクス研究の最新動向と今後の展望
オーガナイザー馬場健史(阪大工)
キーノート斉藤和季(理研植物セ、千葉大薬)
開催主旨代謝物の網羅的な解析に基づくオーム科学である「メタボロミクス」は,トランスクリプトミクス,プロテオミクスとは異なる情報を与える有用技術として期待されている.一方で,幅広い学問領域にまたがる多種の技術の組み合わせであるため実際にはその運用が難しく,有用性が十分に理解されていないところがある.質量分析計はメタボロミクスの要素技術の中核を担っており,さらなるメタボロミクスの発展において重要な技術開発のターゲットである.本シンポジウムでは,メタボロミクス研究において質量分析計がどのように利用されているかについてレビューするとともに,今後のメタボロミクスにおける質量分析関連技術の開発に関する課題および展望について討論する.
セッション名マイクロドーズ臨床試験
オーガナイザー戸塚善三郎(積水メディカル(株))
キーノート杉山雄一(東京大学)
開催主旨マイクロドーズ(MD)臨床試験は創薬で最も重要なCandidate(開発候補品)の選択決定の臨床試験である。LC/MS/MSやAMSによるPK測定や活性代謝物を含む代謝プロファイル測定、吸収・分布・排泄を支配しているトランスポーターの役割をin vivoでみるPET測定等を活用し、ヒトでのPOCをみるMD臨床試験の成績から適切な開発候補品を選択することが、新薬申請までの開発のスピードおよびコストに大きく影響する。マイクロドーズ臨床試験の実施に関するガイダンス(薬食審査第0603001)作成から日本でのMD臨床試験実施の環境づくりのリーダーでトランスポーターの世界的科学者である杉山教授をキーノートスピーカーとして、MD臨床試験のLC/MS/MSやAMS関連の講演者のシンポジウムを開催する。
セッション名元素同位体による農産物の産地判別(企画:同位体比部会)
オーガナイザー長尾敬介(東大院理)、野村雅夫(東工大院原子炉)、平田岳史(東工大院理工)
キーノート伊永隆史(首都大学東京 大学院理工学研究科 分子物質化学専攻)
"安定同位体の動態解析研究と食の安全にかかる産地判別への応用"
開催主旨食の安全確保は国家の最優先基盤事業の一つである。しかし最近5年の間に産地偽造や様々な元素・化合物等の汚染が明らかとなり、食の安全に対する国民の関心が急速に高まっている。特に食物に関しては物流のグローバル化が進み、それにともない産地偽造、表示偽造が急増している。産地偽造は国民の食の安全を脅かすうえ、国内生産者に対する経済的圧迫の原因となるため、防止策を講じることは急務である。食物の産地判別はこれまでにも様々な手法が実用化されているが、最も正確な指標を与えるものとして元素同位体組成に基づく産地判別法がある。本セッションでは、同位体を用いた産地判別法の原理と特長、さらには最新の応用例を紹介し、今後の研究動向を議論する。



ワークショップ     >> プログラム詳細
セッション名質量分析イオン化法に求められる基礎と実用的課題
オーガナイザー高山光男(横浜市大)
開催主旨圧倒的に広範な応用分野を擁する質量分析学には、実用的な課題だけでなく研究者や技術者の夢を実現すべき基本的な課題も盛りだくさんである。特に、イオン化現象に関与する課題には、ケミカルノイズ源の徹底究明とノイズ除去法の確立、糖ペプチドを代表とするイオン収量の低い物質群やイオン化困難な物質群に対する課題解決、あるいはタンパク質クラスターや核酸・薬物リガンドとのタンパク質複合体あるいは水和タンパク質などの構造を維持したままでイオン化すること、さらには、食材の安全と関連する残留農薬や災害や事件現場での化学物質探索に耐えるハンドリングの良いその場分析を可能にする大気圧イオン化デバイスの考案など枚挙にいとまがない。純粋な学問的興味のみならず、現代的要望に迫られたイオン化法の技術開発やアイデア創出には希望と期待がある。本ワークショップでは、応用および基礎の本質的な課題を解決、または新たな分野に挑戦しようとする夢のあるフレッシュなアイデアと意識を持った若手の応募を期待する。
セッション名MS最先端におけるアジア圏交流(企画:TMS研究部会)
オーガナイザー伊佐公男(福井大)
開催主旨アジア圏における第1線研究者の交流
セッション名取り締まりMS、乱用薬物
オーガナイザー土橋 均(大阪府警科捜研)
開催主旨薬物乱用は、乱用者自身の心と身体を蝕むばかりでなく、凶悪犯罪の温床ともなり、今や世界中で大きな社会問題となっている。わが国でも覚せい剤メタンフェタミンに加え大麻やMDMA更には違法ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ)の乱用が特に若者を中心に拡大しており、薬物乱用撲滅のための対策が急務となってきている。薬物乱用の取り締まりには、薬物そのものの同定と共に、尿あるいは血液といった生体試料からの薬物摂取証明が不可欠であり、法化学分野では、その特異性の高さと高感度な点から、質量分析が必要不可欠となってきている。そこで本ワークショップでは、薬物乱用の取り締まりに向けた、様々な視点からの質量分析法を利用した取り組みを紹介すると共に、今後の展望と課題について述べる。
セッション名薬物動態−薬物の代謝物を取巻く最近の話題−
オーガナイザー堀本眞吾(田辺三菱製薬)
開催主旨医薬品開発において,ヒトにおける毒性発現を予測することは,非常に重要であるが,薬物動態において,実験動物とヒトとの種差がある場合は,予測性が下がり,問題となることがある.多くの医薬品は,体内で代謝され,解毒化されるが,その一部は代謝されて反応性代謝物になり,タンパク質や核酸に結合し,毒性を発現するものがある.近年,この反応性代謝物が注目されている.その主たる代謝経路はグルタチオン抱合であると考えられており,in vitro試験として,肝ミクロソームを用い,LC−MS−MSによるニュートラルロスを測定することによりグルタチオン付加体の有無を確認している.最近,医薬品を開発する上で,質量分析計を用いた反応性代謝物の確認が重要となり,早期段階で研究されている.今回,薬物の代謝物に関する最近の話題を中心にワークショップを開催したいと考えている.
セッション名イメージング質量分析の諸課題
オーガナイザー内藤康秀(光産業創成大)
開催主旨イメージング質量分析が、新しく出現した質量分析研究の一分野として驚きと期待をもって注目された時期から、徐々にその実際の効用や能力の限界、装置開発や応用における課題などを冷徹に検討する時期に移行しつつある。このワークショップは、イメージング質量分析のプロモーションにつながるような成功事例の報告に留まることなく、真に有用な分析法として確立するためには何が必要で、どのような解決すべき課題があり、その克服に向けてどのようなアプローチが可能であるかについて、関連技術を含めて徹底的に議論を深めることを目的とする。主として装置面の課題を中心に議論が展開されることを念頭に置いているが、応用側からの問題提起にも期待する。
セッション名マススペクトルを日本発のツールで解析、整理しよう
オーガナイザー西岡孝明(慶應大先端生命研)
特別講演脂質データベース "LIPID BANK" の紹介
西島正弘(国立医薬品食品衛生研究所、日本脂質生化学会)
開催主旨マススペクトルから化学物質の情報を最大限に引き出すためには、測定したデータの処理、解析を適切におこなって、マススペクトルをデータベース化することによって会員間でスペクトルを共有して知識を集約しなければならない。そのためには、市販のツールに頼るだけでなく、会員の意見やアイデアを反映して、共に進化できるツールを開発し、育てることをめざしたい。このワークショップでは Mass++ と MassBank を例として、開発思想と利用法を理解するとともに、会員からアイデアを提案していただいて、利用者と開発者が交流する機会としたい。
セッション名食品の安全を支える質量分析技術
オーガナイザー宮下正弘(京大農)、森脇洋(信大繊維)
開催主旨近年、食品中の残留農薬等に関するポジティブリスト制度の施行によって大規模な分析が日常的に行われ、また食品への有害物質等の混入事件も相次ぐなどし、食品の安全確保に対する関心が急速に高まっている。質量分析は食品分析において必須の技術となっており、これまでに様々な分析法が開発されている。現状の質量分析技術は、食品分析における大部分の要望を満たしてはいるものの、将来求められる技術を新たに開発していく必要がある。本セッションにおいては、このような背景のもと、食品分析の将来を見据えた演題を中心に討論する。具体的には、1)現場からの将来技術に対する要望、2)食品分析の将来を支える新技術、の2点に焦点をしぼった演題を予定している。
セッション名プロテインバイオマーカー
オーガナイザー高尾敏文(阪大蛋白研)
開催主旨近年、バイオマーカー探索は様々な分野で盛んに行われており、タンパク質・ペプチド、脂質、糖質等の分子を指標として、生理的状態、疾患や病態の予知あるいは病気の診断といった応用が期待されている。それを支える技術としてプロテオミクス、ペプチドミクス、リピドミクス、グライコミクス、メタボロミクスといったオミクス研究手法はますます重要となってきている。その中で質量分析技術の進展は有用分子の発見には必要不可欠である。本ワークショップでは、特に、バイオマーカーの発見そして検証に欠かすことのできない定量解析を支援する新たな質量分析技術やソフトウェアについて紹介し、それらを用いた実際のバイオマーカー探索への応用について取り上げる。
セッション名膜タンパク質のプロテオーム解析
オーガナイザー益田勝吉(サントリー生有研)
開催主旨細胞膜上には様々な膜タンパク質が発現しており、これら多くの膜タンパク質は細胞内外の分子輸送やシグナル伝達などの重要な機能を担っている。しかしながら、膜タンパク質は難溶解性であるために、抽出や精製操作が極めて困難である。さらに質量分析法においても、可溶化剤として用いる界面活性剤によりイオン化が極めて困難であるため、膜タンパク質のプロテオーム解析は、未だ充分な解析法が確立されていないのが現状である。そこで今回のワークショップでは、前処理過程を含めた膜タンパク質の同定・翻訳後修飾解析や定量・相互作用プロテオミクスなどの膜タンパク質解析法について話題提供していただき、新たな膜タンパク質解析法の開発について討論する。
セッション名生体微小域のMS
オーガナイザー升島 努(広大院医歯薬)
開催主旨微小域のMS,特に生体試料の直接分析は、今後、生命分子機構や疾患などの鍵となる分子の探索に大きな威力を発揮するものと考えます。今回は、その分野で成果を出しておられる研究を発表戴き、一般公募者も含め、できるだけ討論時間を多く取って、その後パネルディスカッションもしながら、それぞれの手法の特徴と今後の展望を語って戴きたく存じます。
セッション名糖とMALDIとマトリックス
オーガナイザー山垣亮(サントリー生有研)
開催主旨MALDI-MSではマトリックスの選択が分析の成否を決めるといっても過言ではない。ペプチドや糖などの生体物質はそれぞれの分析に最適なマトリックスが探索されてきており、その傾向は大きく違う。糖ペプチドなど両者の性質を併せ持つ分子の分析ではその問題はさらに複雑となる。「糖」の関わるイオン化や断片化についてMALDI-MSとマトリックスを中心にいろいろな角度から議論したい。ESIとペプチドとの共通点・相違点なども含めた視点も歓迎する。
セッション名高分解能なら何ができるのか?高分解能でしかできないことは?
オーガナイザー豊田岐聡(阪大院理)
開催主旨以前は高分解能といえば磁場型装置しかなかったが,近年では,フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析計やオービトラップ,多重周回/スパイラル軌道/多重反射の飛行時間型質量分析計など,高分解能を得ることができる装置を使うことができるようになってきている.本ワークショップでは,近年開発された高分解能装置技術の紹介とあわせ,高分解能は,どういったアプリケーションに活かされているのか,高分解能でないとできないアプリケーションとは何なのか,どの程度の分解能ならどういったことができるのか,といったことを,装置開発者とアプリケーション関係者がお互いに議論できる場としたい.分解能とあわせ,質量精度,感度など,その他の性能の必要性などについても議論したいと考えている.
セッション名質量分析基礎知識
オーガナイザー吉野健一(神戸大、バイオシグナル研)
開催主旨ここ数十年における質量分析(Mass Spectrometry: MS)の技術発展は目まぐるしく,それに伴い利用者も増加し,MS(エムエス)は様々な科学,産業分野で活用されています.本討論会の参加者のバックグランドやMS経験年数も多様化し,近年特に質量分析の経験年数の浅い参加者が増加しています.本討論会で発表,議論される様々な研究テーマをよりよく理解するためにも,質量分析に関する正しい基礎知識を習得していることは望ましいことです.初学者が基礎知識を習得する機会として,本学会では質量分析講習会も年2回開催していますが,諸事情から参加できない会員も多数いるものと思われます. 本セッションでは,短い時間ではありますが,基礎知識を習得できる機会を設けたいと考えます.


ポスター発表
第1日目  5月13日(水)のプログラム詳細
第2日目  5月14日(木)のプログラム詳細
第3日目  5月15日(金)のプログラム詳細


討論会タイムテーブル
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  (演題・時間・会場は変更になる可能性があります。)

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