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第138回 日本質量分析学会関東談話会・理研セミナー

「機器分析の中の質量分析
-多彩な機器分析に触れ、日本の高い科学技術の根幹を支える質量分析の特徴を理解する-」

  日 時: 10月20日 木曜日 10:00-17:00
  会 場: 独立行政法人理化学研究所(埼玉県和光市)
生物科学研究棟 大セミナー室S311
  趣 旨: 質量分析は高い感度と分子識別能力を活かし、イメージング質量分析などの技術開発に見られるように機器分析の進歩を牽引しています。同時に、イオン化法の多様化や測定操作の簡便化に伴い質量分析装置は広く社会に普及し、今や産業や自然科学研究にとって必要不可欠な分析機器のひとつとなりました。一方、質量分析の利用形態も多様化し、質量分析のみで定性・定量を全うすることが可能な状況が増えるにつれ、専門分野によっては他の機器分析に触れる機会が失われつつあります。そこで今回は、多彩な機器分析に触れ、質量分析の役目を再確認するために理化学研究所(和光研究所)の分析全般を担う各種機器設備等の見学と、機器分析がご専門の先生方のご講演による勉強会を企画しました。質量分析の特徴や利点を再確認し、質量分析法を上手に選択・活用するための機会となれば幸いです。
  プログラム: 【午前】分析機器・設備見学(希望者) 締め切りました.

【午後】講演
13:00-13:10   あいさつ
13:10-13:50 東京医科歯科大学 笠間 健嗣 先生
「精密質量分析~依頼試料から学んだこと~」
13:50-14:30 株式会社東レリサーチセンター 医薬営業部 竹澤 正明 先生
「質量分析計を用いたバイオアナリシスの最前線
~生体試料中医薬品及びバイオマーカーの定量分析~」
14:30-15:10 株式会社日東分析センター有機構造解析研究部 松尾 大輔 先生
「受託分析会社における工業材料の組成分析~質量分析の活用について~」
15:10-15:30   休憩
15:30-16:10 独立行政法人理化学研究所ASI 越野 広雪 先生
「天然有機化合物の構造訂正と質量分析の重要性」
16:10-16:50 キリンビバレッジ株式会社 コア技術研究所 小泉 英樹
「缶コーヒーの加温に伴う化学変化とその応用例」
参加費: 無料
関東談話会世話人:
平 修(北陸先端大),寺本 華奈江(日本電子),名越 慶士郎(首都大学東京),林 雅宏(浜松ホトニクス),本郷 やよい(理化学研究所),山田 尚之(世話人代表:味の素)