第3回 明日の質量分析を創る若手討論会
~プログラムと受付開始のお知らせ~


趣  旨:

気候変動枠組条約に基づき、『京都議定書』が議決されて10年が過ぎ、温暖化の影響が地球規模で拡大していることが、様々な事象で明らかになってまいりました。英知を絞り、この危機を如何に乗り越えていくかが、人類に課された大きな課題であります。
そこで、日本学術会議は、2008年7月7~9日の洞爺湖サミットにむけて『気候変動』と『Global Health』について、サミット参加国指導者に対する提言を取りまとめ、6月10日に内閣総理大臣に手渡し、公表しております。
この様な背景の中、来年高知で開催されますBMSコンファレンスでは『MSを通じて地球の未来に貢献する』をメインテーマとして掲げ、これに沿った討議を展開していく予定です。
MSに携わる若手にとって、このような世の中の流れをどのように捉えていけば良いのでしょうか?そうです。現在の流れを良く見極め、将来を予測することです。そして、MSを通じて、将来をより良き方向へと導くことです。
『第3回明日の質量分析を創る若手討論会』でも、『MSを通じて地球の未来に貢献する』ことを念頭におきながら、各テーマについて30歳前後の参加者同士が議論をすることにより、未来に向かっての視野を広げていただきたいと考えております。そして、MSを作ったり、MSを用いて研究を展開したり、MSのオペレーションをしたり、MSの営業をしたり、MSの技術サービスをしたりすることを通じて、いずれの日にか、是非地球の未来に貢献して戴きたいと願っております。



主  催: 日本質量分析学会関東談話会


開催日: 2008年12月1日(月)午後~2日(火)午前(昼食後解散):合宿形式


開催地:

日本化薬㈱伊東保養所
(静岡県伊東市岡字水落1391 電話:0557-37-7165)
JR伊東駅 徒歩20分(タクシー7分)



対  象:

質量分析に興味を持ち、同年代の様々な立場の参加者との知的な交流・刺激を求め、本討論会の趣旨を追求する意欲ある若手研究者・技術者および学生など。
*厳密な年齢制限は設けませんが、質量分析に関わって数年程度(30歳半ば以下)の若手を想定しています。質量分析がキーワードであれば、分野や立場を問いません。関東地区に限らず、全国からの参加をお待ちします。



内  容:

講習会ではなく、全員参加型の自己アピールとグループディスカッション・プレゼンテーションが中心のプログラムです。学術的な研究成果(既発表可)に限らず、質量分析をキーワードとして話題提供できるものであれば、何でも構いません。
題材としては製品紹介や企業紹介でも構いませんが、単なる宣伝行為ではなく、何らかの自己主張を交えてください。
討論の時間をより多く取るために、今年度は講演会を行いません。

(1日目)
第3回若手討論会では、発表形式を口頭発表(15名)とポスター発表(5名)とします。
参加者は、口頭発表・ポスター発表のいずれかを選択していただくことになりますが、人数によってはご希望に添えないことがあります。調整は世話人にご一任ください。
どちらの発表形式でも分野外の人にわかるように、以下の内容でまとめてください。
1. 自己紹介
2. 異分野の人への研究・仕事の背景の説明
3. アプローチ方法(自身の役割)
4. 研究、仕事の進捗
5. まとめ
6. 今後への野望、迷い(?)、他

口頭発表は12-3分程度を予定しています。
ポスター発表は、すでに発表済みのものを利用してもかまいませんが、1. 5.の内容を適切に追加してください。またポスター発表の方は、自己紹介を含む5分程度のショートプレゼンテーションを御願いします。

(2日目)
全体討論会: 口頭発表の中から興味深いもの、もっと議論したいものを2名程度選抜し、質疑応答を中心とした発表・討議を行っていただきます。

グループディスカッション:
予め設定したテーマについて、数名のグループ分けをして、ブレーンストーミングを中心としたディスカッションを行います。その後、グループごとに発表し、討論をしていただきます。



定  員: 20名


申込締め切り 2008年10月31日(定員になり次第受付を終了いたします。)


参加費: 日本質量分析学会会員(正会員、学生会員)は無料。但し、懇親会費(500円)は戴きます。日本質量分析学会会員(正会員、学生会員)以外は5000円。入会手続き中の場合には、その旨をお書きください。


申し込み方法:

参加希望者ごとに、下記の事項をもれなく明記したメールを参加登録先までお送りください。

記入事項
名前:
ふりがな:
性別:
年齢:
所属:
所属先電話番号:
Eメールアドレス:
会員・非会員の別:
会員番号 (会員の場合) *:

*今回新たに会員登録して,まだ会員番号が発行されていない方は,学会から送られてくる登録完了メールをコピーして貼付けてください。
*定員を超過する場合、日本質量分析学会会員(正会員、学生会員)を優先します(日本質量分析学会へ入会し、本年度の会費を納入していただける場合は、会員扱いとします。入会案内のページhttp://www.mssj.jp/index-jp.htmlをご覧ください)。また、中堅以上(目安として40歳前後以上)の方からのお申込があった場合、それ以下の年齢の参加希望者を優先する場合がありますので、あらかじめご了承ください。



参加登録先

本郷やよい(理化学研究所) E-mail:



問い合わせ先

平山和雄(関東談話会世話人代表)E-mail:



若手討論会世話人(50音順)(*世話人代表、**運営)

岡本陽(名古屋大学)、川畑慎一郎(島津製作所)、佐藤貴弥(日本電子)、芝本幸平(首都大学東京)、土屋耕一(日本化薬)、*平山和雄(Science Education Co., Inc.)、本郷やよい(理化学研究所)、**山田尚之(味の素)