質量分析講習会―初級者コース―

主 催 日本質量分析学会
日 時 2003年6月25日(水)9:30~19:00
2003年6月26日(木)9:00~17:00
場 所 日本化学会・化学会館(東京・御茶ノ水,JR御茶ノ水駅から徒歩5分)
東京都千代田区神田駿河台1-5
対象者 MSをこれから使い始めようとしている方、およびMSの基礎を整理したい方。
プログラム 第一日目 
 MS装置全般について        豊田岐聡(大阪大)
ハード面、特に分析計の部分や検出器、データ処理など
 各種イオン化法の解説        平岡賢三(山梨大)
EI,CI,FAB等 特にESIイオン源内では何が起こっているのかなど、イオン源での物理化学的反応の基礎を解説。
 マススペクトルの読み方       高山光男(横浜市立大)
マススペクトルの横軸、縦軸の意味、同位元素の出方、フラグメンテーション、ミリマス測定など。
 いろいろなMS装置について     笠間健嗣(東京医科歯科大)
各種装置の特徴とそれに伴う測定サンプルとの相性など。

第二日目
 タンパク質のMSの取り方と読み方  明石知子(横浜市立大)
タンパク質のMSの取り方、deconvolution法の解説、MS/MS法の解説、sequence解析法など。
 LC/MSについて           平山和雄(味の素)
LC/MS法全般 LCは何を使うか、MSは何を使うか、カラム、溶媒の選択法。
 定量法               橋本 豊(日本化薬)
MSで定量するための方法をつくる。
定員 50名
受講料 日本質量分析学会会員30000円、非会員40000円、学生20000円
申込方法 定員に達しましたので締め切りに致します。なお、11月に同様な講習会を大阪で開催予定にしております。
今回参加できなかった方は、そちらの方への参加をお願い致します。
連絡先 日本化薬(株)創薬本部 橋本 豊