質量分析講習会

主 催 日本質量分析学会
 
開催日
基礎コース: 質量分析概論および基礎的事項のおさらい
2009年11月12日(木)
専門コースA: LC/MS の基礎と応用
2009年11月13日(金)
専門コースB: GC/MS の基礎と応用
2009年11月13日(金)
 
会 場 五反田「ゆうぽうと」(5階)カルチャープラザ研修室(東京都品川区)
東急池上線「大崎広小路駅」徒歩約1分
都営地下鉄「五反田駅」A1出口徒歩約5分
JR「五反田駅」西口徒歩約5分
JR「大崎駅」西口徒歩約7分
 
主な対象 質量分析法をこれから使いはじめようとされている方
質量分析法を使い始めてまもない方
質量分析法の基礎を整理されたい方
 
プログラム
基礎コース
質量分析概論および基礎的事項のおさらい
基礎コースでは、質量分析装置を初めて使われる方あるいは,しばらく使用している方で質量分析の基礎的な事項について再度振り返って確認されたい方のためにお勧めします.講習内容は,MSとは何なのか?どのようなイオン化法があって,それに対してどのような装置があるのか?質量分析装置から出力されたスペクトルはどのように読み,扱うのか?質量分析法で使用する正しい用語とは?最後にMSはどういう場面でどのように使われているのか?について学ぶことができます.
9:10 受付開始
9:30~9:50 イントロダクション
9:50~10:20 概論-1(MSとは)
 高橋 利枝(東京大学)
10:20~11:35 イオン化法
 佐藤 浩昭(産業技術総合研究所)
12:45~14:00 装置
 田村 淳(日本電子株式会社)
14:00~15:20 マススペクトルの読み方(関係用語の解説を含む)
 窪田 雅之(サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社)
15:30~16:30 概論-2(MSの応用)
 本山 晃(株式会社資生堂)
16:30~17:00 まとめ・質疑応答
17:00 終了

専門コースA
LC/MS の基礎と応用
コース前半ではLC/MSの基礎について,原理,装置概論,様々な質量分析法の中での位置づけから,定性・定量分析の基礎,試料調製や前処理方法などについて学びます.コース後半では,薬物動態やnanoLC/MSを活用した蛋白質解析などの応用分野における具体例を交えながら,LC/MSの様々な技術と応用についてより深く学んでいただきます.LC/MSをこれから使い始めようと考えている方,LC/MSを既に使っているがさらに深く知りたい方,LC/MSに関する知識を整理されたい方などに本コースの受講をお勧めします.質量分析全般に関する基礎的事項から学びたい方は,前日の基礎コースから続けての受講をご検討ください.
9:00 受付開始
9:20 イントロダクション
9:30~11:00 LC/MS の基礎
 大橋 徳子(田辺三菱製薬株式会社)
11:10~11:40 LC/MSの応用-I(薬物動態)
 丹羽 誠(日本化薬株式会社)
11:40~12:50 昼休み
12:50~14:20

LC/MSの応用-I(薬物動態)つづき

14:30~16:30

LC/MSの応用-II(nanoLC/MSを活用した蛋白質解析)
 川村 猛(東京大学)

16:30 まとめ・質疑応答
16:50 終了

専門コースB
GC/MSの基礎と応用
コース前半ではGC/MSの基礎について,原理,装置概論、様々な質量分析法の中での位置づけから始まり,定性・定量分析の基礎,試料調製,前処理,誘導体化に関する概論,GC/MSの新しい方法(GCxGC/MS)などについて学びます.コース後半では,農薬分析,メタボローム解析などの応用分野における具体例を交えながら,GC/MSの様々な技術と応用についてより深く学んでいただきます.GC/MSをこれから使い始めようと考えている方,GC/MSを既に使っているがさらに深く知りたい方,GC/MSに関する知識を整理されたい方などに本コースの受講をお勧めします.質量分析全般に関する基礎的事項から学びたい方は,前日の基礎コースから続けての受講をご検討ください.
9:00 受付開始
9:20 イントロダクション
9:30~10:30 GC/MS の基礎I(導入編)
10:30~11:10 GC/MS の基礎II(応用編)
 樋口 哲夫(日本電子株式会社)
11:10~11:40

GC/MS の新しい技術
 落合 伸夫(ゲステル株式会社)

12:50~14:35

GC/MSの応用I(農薬分析)
 酒井 洋(元新潟県保健環境科学研究所)

14:45~16:30

GC/MSの応用II(メタボローム解析)
 福崎 英一郎(大阪大学)

16:30 まとめ・質疑応答
16:50 終了
 
定 員
基礎コースおよび専門コースA: 各48名
専門コースB: 30名
 
受講料
(テキスト代金を含む)
基礎コース・専門コースを連続して受講する場合(2日分)
質量分析学会正会員 30,000円
質量分析学会学生会員 3,000円
非会員(一般) 40,000円
非会員(学生) 20,000円

基礎コース、専門コースのいずれかに参加の場合(1日分)
質量分析学会正会員 15,000円
質量分析学会学生会員 1,500円
非会員(一般) 25,000円
非会員(学生) 10,000円

専門コースAとBの同時受講はできません.またテキストだけの販売も行っておりません.
 
申込方法 受付は締め切りました.
*ただし,各コースとも定員になり次第,受付を終了します.
*賛助会員に対する特典はありませんので,対象の方は,質量分析学会非会員としてお申し込みください.
参加費支払い方法 申し込みされた方に順次,事務局から郵便振替用紙をお送りしますので,11/2(月)までにご入金ください.
領収書 日本質量分析学会発行の領収書を,当日受付にてお渡しいたします.
参加登録の際,『領収書の宛名』欄には,領収書への記載を希望される宛名をご入力ください.
キャンセルポリシー *申し込み後のキャンセルに関しましては,代金を返却できません.払い込み前にご連絡いただいた場合でも,後日,代金を請求させていただきますので,ご了承ください.
*ご都合が悪くなられた場合,別の方が代理で参加されても構いません(その場合は、事前に参加者の氏名とご所属を事務局までご連絡ください)
その他

*質量分析学会非会員の受講者には,講習会のテキストに加え,2009年8月発行の 『マススペクトロメトリー関係用語集 第3版』をお配りします.また,基礎コース受講者には,初心者本『マススペクロメトリーってなあに 第一版』もお配りします.
*食事の手配はありませんので,各自ご対応願います.

講習内容等に関する
お問い合わせ・連絡先
日本質量分析学会講習会企画委員会
中村健道(理化学研究所物質構造解析チーム)
E-mail:
 
質量分析講習会に
ついて
質量分析講習会は質量分析技術の普及と発展に資することを目的とし,日本質量分析学会講習会企画委員会のボランティア活動により企画・運営されております.
2009-10年度日本質量分析学会講習会企画委員会メンバー
  笠間健嗣(東京医科歯科大学)
  澤竜一((財)微生物化学研究会)
  土屋耕一(日本化薬(株))
  冨永有吏(第一三共(株))
  中村健道((独)理化学研究所)*委員長
  宮下正弘(京都大学)