第27回質量分析講習会

主 催 日本質量分析学会
 
開催日 2010年4月22日(木)~23日(金)
(今回は「質量分析法の基礎とLC/MS」2日間のコースのみとなります)
 
会 場 (財)微生物化学研究会 微生物化学研究センター 別館会議室
東京都品川区上大崎3-14-23
五反田駅(JR山手線, 東急池上線,地下鉄浅草線)もしくは目黒駅(JR山手線,東急目黒線,地下鉄三田線,地下鉄南北線)より徒歩約10分
 
主な対象 質量分析法ならびにLC/MSをこれから使いはじめようとされている方,使い始めてまもない方,質量分析法とLC/MSの基礎を整理されたい方
 
受講料
(テキスト代金を含む)
質量分析学会正会員 30,000円
質量分析学会学生会員 3,000円
非会員(一般) 40,000円
非会員(学生) 20,000円
* 今回は2日間コースのみとなります.
* テキストだけの販売は行っておりません(上記は消費税等を含んだ金額となります).
 
申込方法 受付を終了しました。
*ただし、定員(50名)に達し次第、受付を終了します。
*賛助会員に対する特典はありませんので、対象の方は、質量分析学会非会員としてお申し込みください。
参加費支払い方法 申し込みされた方に順次、事務局から郵便振替用紙をお送りしますので、4/14(水)までにご入金ください。
領収書 日本質量分析学会発行の領収書を、当日受付にてお渡しいたします。
参加登録の際、『領収書の宛名』欄には、領収書への記載を希望される宛名をご入力ください。
キャンセルポリシー *申し込み後のキャンセルに関しましては、代金を返却できません。
払い込み前にご連絡いただいた場合でも、後日、代金を請求させていただきますので、ご了承ください。
*ご都合が悪くなられた場合、別の方が代理で参加されても構いません。(その場合は、事前に参加者の氏名とご所属をe-mail: までご連絡ください)
コース内容 講習前半では,MSとは何なのか? どのようなイオン化法があって,それに対してどのような装置があるのか? 質量分析装置から出力されたスペクトルはどのように読み,扱うのか? 質量分析法で使用する正しい用語とは? MSはどういう場面でどのように使われているのか? について学ぶことができます.講習の後半では,実際の質量分析現場で最も幅広く用いられている方法であるLC/MSについて,原理,装置概論,様々な質量分析法の中での位置づけから,定性・定量分析の基礎,試料調製や前処理方法などについて,薬物動態やnanoLC/MSを活用した蛋白質解析などの応用分野における具体例を題材に学んでいただきます.質量分析装置あるいはLC/MSを初めて使われる方,しばらく使用している方で基礎的事項について再度振り返って確認されたい方,さらに深く知識を整理されたい方などに,本コースの受講をお勧めします.
プログラム 第1日目 4月22日(木)10:00 ~
9:45 受付開始
10:00 開講にあたって(事務連絡他)
10:10~10:55  MSって何? まず知っておきたいこと
 高橋 利枝(東京大学)
11:00~12:40 イオン化法
 絹見 朋也(産業技術総合研究所)
13:20~15:00 装置(よく用いられる質量分析部を中心に)
 田村 淳(日本電子株式会社)
15:20~17:10 スペクトルの見方(MSの正しい用語とともに)
 窪田 雅之(サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社)
17:30~18:30  情報交換会(自由討論・個別質疑応答時間)

第2日目 4月23日(金)9:30~
9:30~11:00 MS の応用(目的に応じた手法の選択)
 本山 晃(株式会社資生堂)
11:10~12:40  LC/MSの基礎
 大橋 徳子(田辺三菱製薬株式会社)*
13:20~15:00  LC/MSの応用-1(低分子化合物の定量:薬物動態研究等を例に)
 丹羽 誠(日本化薬株式会社)
15:20~17:00  LC/MSの応用-2(nanoLC/MS を用いた微量蛋白質解析)
 川村 猛(東京大学)
17:00 まとめ(~17:30 終了)
止むを得ない事情により,大橋先生の担当枠の講義は,講習会企画委員(土屋耕一 日本化薬株式会社)による代講とさせていただきます.講義の内容に関しては変更ございません.
直前かつ急な変更で申し訳ありませんが,ご了承いただきたく,よろしくお願いいたします.(2010年4月16日)
 
その他 *受講者には、講習会のテキストに加え、2009年8月発行の『マススペクトロメトリー関係用語集第3版』および初心者本『マススペクトロメトリーってなあに(新版)』をお配りします。
*会場の都合上、お昼休みの外出はできません。各自で食事を持ち込んでいただくか、ご希望の方にはお弁当(1000円/2日分:初日朝受付時に2日分を現金払い)を手配可能です。ご希望の方は、その旨、通信欄にお書き添えください。
*1日目の講義終了後、同じ会場で、約1時間の自由討論/個別質疑応答時間を設けます。希望者はご参加いただき、講師との情報交換の場としてお役立てください。
お問い合わせ・
連絡先
E-mail:
日本質量分析学会講習会企画委員会
中村健道(理化学研究所 物質構造解析チーム)
 
備考 第28回質量分析講習会(秋季)は,2010年11月頃に東京地区で開催の予定です.
会場・コース内容等については,2010年6月頃質量分析学会Webサイトへ掲載予定です.
   
質量分析講習会に
ついて
質量分析講習会は質量分析技術の普及と発展に資することを目的とし,日本質量分析学会講習会企画委員会のボランティア活動により企画・運営されております.
【2009-10年度日本質量分析学会講習会企画委員会メンバー】
  笠間健嗣(東京医科歯科大学)
  澤竜一((財)微生物化学研究会)
  土屋耕一(日本化薬(株))
  冨永有吏(第一三共(株))
  中村健道((独)理化学研究所)*委員長
  宮下正弘(京都大学)