第29回質量分析講習会

主 催 日本質量分析学会
 
開催日 2011年5月26日(木)~27日(金)
 
コース名 「質量分析法の基礎とLC/MS」(2日間コース)
 
会 場 (公財)微生物化学研究会 微生物化学研究所 別館会議室
東京都品川区上大崎3-14-23
五反田駅(JR山手線, 東急池上線,地下鉄浅草線)もしくは目黒駅(JR山手線,東急目黒線,地下鉄三田線,地下鉄南北線)より徒歩約10分
 
主な対象 質量分析装置あるいはLC/MSをこれから使われる方も含め,しばらく使用している方で基礎的事項について再度振り返って確認されたい方,さらに深く知識を整理されたい方などに,本コースの受講をお勧めします.
 
受講料
(テキスト代金を含む)
質量分析学会正会員 30,000円
質量分析学会学生会員 3,000円
非会員(一般) 40,000円
非会員(学生) 20,000円
* テキストだけの販売は行っておりません(上記は消費税等を含んだ金額となります).
 
申込方法 お申込み受付は終了しました.
*定員(50名)に達し次第,受付を終了します.
*賛助会員に対する特典はありません.個人正会員,学生会員以外は非会員区分となります.
 
参加費支払い方法 申し込みされた方に順次,事務局から郵便振替用紙をお送りしますので,5月13日までにご入金ください.
 
領収書 日本質量分析学会発行の領収書を,当日受付にてお渡しいたします.
参加登録の際,『領収書の宛名』欄には,領収書への記載を希望される宛名をご入力ください.
キャンセルポリシー *申し込み後のキャンセルに関しましては,代金を返却できません.払い込み前にご連絡いただいた場合でも,後日,代金を請求させていただきますので,ご了承ください.
*ご都合が悪くなられた場合,別の方が代理で参加されても構いません.(その場合は,事前に参加者の氏名とご所属をe-mail:までご連絡ください)
 
コース内容  初日は,MSとは何なのか? どのような装置があって,それに対してどのようなイオン化法があるのか? 質量分析装置から出力されたスペクトルはどのように見て、読んで,解釈するのか? 質量分析法で使用する正しい用語とは?について学ぶことができます.
 二日目は,まず,初日の内容の復習も兼ねてMSはどういう場面でどのように使われているのかについて学びます.さらに,実際の質量分析現場で最も幅広く用いられている方法であるLC/MSについて,測定法の概略,定性・定量分析の基礎,試料調製など,薬物動態やnanoLC/MSを活用したタンパク質解析を題材に学んでいただきます.
プログラム プログラム詳細

第1日目 5月26日(木)
● MSって何? まず知っておきたいこと
● 装置(よく用いられる質量分析部を中心に)
● イオン化法
● スペクトルの見方
● スペクトルの読み方(フラグメンテーションの基礎)
● 情報交換会(自由討論・個別質疑応答時間)

第2日目 5月27日(金)
● MS の応用(目的に応じた手法の選択)
● LC/MSの基礎
● LC/MSの応用-1(低分子化合物の定量:薬物動態研究等を例に)
● LC/MSの応用-2(nanoLC/MS を用いた微量タンパク質解析)
● まとめ
 
その他 *受講者には,講習会のテキストに加え,2009年8月発行の『マススペクトロメトリー関係用語集第3版』および初心者本『マススペクトロメトリーってなあに(新版)』をお配りします.
*会場の都合上,お昼休みの外出はできません.各自で食事を持ち込んでいただくか,ご希望の方にはお弁当を手配いたします.
*1日目の講義終了後,同じ会場で,自由討論/個別質疑応答時間を設けますので,講師とあるいは参加者相互の情報交換の場としてお役立てください.
 
備 考 第30回質量分析講習会(秋季)は,2011年11月17-18日,千里ライフサイエンスセンター(大阪府豊中市)での開催を予定しております.関西地区を中心とした運営になりますので,講師,プログラム等,今回とは異なる内容となります.詳細については,後日(7月頃より),日本質量分析学会ホームページにてご案内いたします.
 
お問い合わせ

連絡先 E-mail:
日本質量分析学会講習会企画委員会
中村健道(理化学研究所 物質構造解析チーム)

 
質量分析講習会に
ついて
質量分析講習会は質量分析技術の普及と発展に資することを目的とし,日本質量分析学会講習会企画委員会のボランティア活動により企画・運営されております.
 
【2009-10年度日本質量分析学会講習会企画委員会メンバー】
  笠間健嗣(東京医科歯科大学)
澤竜一((公財)微生物化学研究会 )
土屋耕一(日本化薬(株))
冨永有吏(第一三共(株))
中村健道((独)理化学研究所)*委員長
宮下正弘(京都大学)