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第6回 質量分析中部談話会

共催
名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)
質量分析技術者近畿ブロック研究会
日時
2015年10月23日(金)
実習:10時00分~12時00分(受付開始9時半)
講演:13時30分~16時55分(受付開始13時)
会場
実習:
名古屋大学東山キャンパス 理学部共用館4F、ITbM分子構造センター
〒464-8601 名古屋市千種区不老町
電話:052-747-6855
http://www.nagoya-u.ac.jp/upload_images/campus_map_jp.pdf
内の「C3④」

講演:
名古屋大学東山キャンパス 理農館 3F 321号室
〒464-8601 名古屋市千種区不老町
電話:052-747-6855
http://www.nagoya-u.ac.jp/upload_images/campus_map_jp.pdf
内の「D2⑥」

交通アクセス:http://www.nagoya-u.ac.jp/access/index.html
主題
質量分析温故知新 ~振り返ってみませんか、FAB法とMALDI法~

 高速原子衝撃 (Fast atom bombardment, FAB) 法は難揮発性、熱不安定性物質のイオン化が容易に行えるため、1980年代より装置が市販され、非常に重要な測定法として広く使用されていました。また、大きなタンパク質の質量分析に適した手法としてマトリックス支援レーザー脱離イオン化 (Matrix-assisted laser desorption/ionization, MALDI) 法が1980年代の後半に登場しました。最近は、エレクトロスプレーイオン化法やさまざまなアンビエントイオン化法が登場して、FAB法を知らない方も増えているように思います。今回は、『質量分析温故知新 ~振り返ってみませんか、FAB法とMALDI法』と題して、それぞれの測定法を原理から見つめなおし、それぞれの利点を考え、“いかにして良いマススペクトルを得るか”という現在まで何度も議論されている古くて新しい命題をともに考えてみたいと思います。また、講演前に名古屋大学ITbM分子構造センターにおいて、FAB-TOFおよび/またはMALDI-oaTOF質量分析装置を用いた実習を企画しています。
 とてもよい機会ですので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

実習プログラム(会場:理学部共用館4F、ITbM分子構造センター)

10:00~12:00
1. プロテオミクス前処理装置デモ
2. FAB-TOFとMALDI-oaTOFをつかってみよう

講演プログラム(会場:理農館 3F 321号室)

1) 13:35~14:15
三宅 里佳 (大阪大学大学院 基礎工学研究科)
「その測定法はあなたの期待に応えていますか?-見直してみませんか?FAB法-(仮題)」
2) 14:15~15:05
内藤 康秀 (光産業創成大学院大学 光産業創成研究科)
「マトリックス支援レーザー脱離イオン化のメカニズム(仮題)」
休憩
 
3) 15:25~16:15
三木 伸一 (MSI.TOKYO株式会社)
「小型質量分析計の可能性と未来」
4) 16:15~16:55
桑田 啓子 (名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)分子構造センター)
「ITbMの紹介およびFAB-TOFとMALDI-oaTOFの測定」
参加費
講演会終了後、簡単な懇親会を予定しております。懇親会に参加される方は当日会場にてお志を集めさせていただきます。
参加申込み
参加希望の方は、 (1)氏名、(2)所属、(3)メールアドレス、(4)日本質量分析学会会員/非会員の別、(5)参加希望会(実習、講演会の両会またはいずれか)、(6)実習に参加される方でFAB-TOFおよび/またはMALDI-oaTOFで測定希望サンプルがある方は、測定希望装置名およびサンプル数を記載のうえ、下記メールアドレスにお申し込みください。
chubu15_%_mssj.jp (送信の際は、_%_を@に変えてください)
中部談話会世話人代表 黒野 定 (大阪大学/和光純薬工業)
世話人
桑田 啓子 (名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)、中部談話会)、三宅 里佳 (質量分析技術者近畿ブロック研究会、大阪大学)、黒野 定 (中部談話会世話人代表、大阪大学/和光純薬工業)