第64回 イオン反応研究会
- 日 時:
- 2014年12月5日(金)13:30〜
- 会 場:
- 横浜市立大学八景キャンパス
(5号館2階202号室:ラボツアー,シーガルセンター2階会議室:講演会)
〒236-0027 横浜市金沢区瀬戸22−2
交通アクセス:http://www.yokohama-cu.ac.jp/access/hakkei_campusmap.html
- プログラム:
-
- 13:30〜14:30
- ラボツアー(および大学院生によるプレゼンテーション)
- 14:30~15:00
- 休憩(講演会会場に移動)
- 15:00~16:15
- 講演1
- 16:15~16:25
- 休憩
- 16:25~17:35
- 講演2
- 17:35~18:45
- 情報交換会(大学内)
- 18:45~
- 懇親会(大学外)
- 講演1:
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- 講師:
- 長嶋 雲兵 先生(産業技術総合研究所)
- 表題
- H3+、H3、H3-の結合様式と構造
- 内容:
- 3中心結合を形成する最も単純な分子である等核3原子分子H3+、H3、H3-について、分子軌道法によりそれぞれの構造と電子状態を算出した。用いた計算方法はHF/6-311++G**である。H3+は正三角形構造、H3とH3-では直線構造を取る。この構造の違いは分子軌道の性質から説明することができる。また、それぞれの構造、軌道エネルギー、全エネルギー、Mulliken電荷の角度依存性についても示した。
- 講演2:
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- 講師:
- 加藤 修司 先生(東邦大学)
- 表題
- 有機過酸化物の気相イオン化学
- 内容:
- 有機過酸化物は生体脂質の代謝過程、大気化学などにおいて重要な役割を果たしているが、不安定でイオン化が難しいため、質量分析法による構造、反応、分析化学的研究は従来、困難であった。最近10年ほどの技術的進歩により、有機過酸化物の気相イオン化学は急速な展開を見せ始めている。研究の意義と現状、将来的展望について演者の研究も紹介しながら概説する。
- 参加申し込み:
- 参加希望の方は、
(1)氏名、(2)所属、(3)メールアドレス、(4)会員/非会員の別を添えて、
下記メールアドレスにお申し込みください。
ion13_%_mssj.jp(送信の際は、_%_を@に変えてください。)
- 参加費:
- 無料
講演会終了後、情報交換会(学内)および懇親会(学外)を予定しております。
これらに参加される方は当日会場にてご厚志を宜しくお願いいたします。
- 連絡先
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- 幹事:
- 関本 奏子(部会幹事(本イオン反応研究会担当)、横浜市立大学)
竹内孝江(部会長、奈良女子大学)、菅井俊樹(部会幹事、東邦大学)
山垣亮(部会幹事、サントリー生命科学財団)