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第80回 イオン反応研究会 オンライン講演会

エレクトロスプレーイオン化法で生成するナノ荷電液滴の測定
講師:菅井 俊樹教授(東邦大学理学部)

エレクトロスプレーイオン化法は質量分析の基本イオン化法として極めて重要です。そのイオン化機構は中間体として生成するナノ荷電液滴が主要な役割を果たしていると考えられていますが、実際の観測例は多くありません。不安定な構造や大きさが従来の測定法に適していないためです。例えば質量分析法にとっては、ナノ荷電液滴は真空中での不安定性や質量/電荷比が大きすぎることなどが問題です。本講演では、講演者らが独自に開発しているトラップ型気相移動度測定と電荷検出器を組み合わせた測定法で、ナノ荷電液滴を測定することと、エレクトロスプレーイオン化法との関連について紹介します。

日時:
2022年4月28日(木)17時~18時頃
開催方式:
オンライン(Zoom)
参加費:
無料
参加登録:
https://forms.gle/xfCMzDXemT4bRr5P9
よりお申し込みください(2022/4/26〆切)。後日、参加登録者にアクセス方法を送付します。
問合せ先:
竹内 孝江(奈良女子大学)
メールアドレス:takeuchi_tアットマークcc.nara-wu.ac.jp, ion21@mssj.jp
イオン反応研究部会委員:
竹内 孝江(奈良女子大学・部会長),青柳里果(成蹊大学),大下 慶次郎 (東北大学),大塚洋一(大阪大学),七種和美(産業技術総合研究所),菅井俊樹(東邦大学),田尻道子(横浜市立大学),チェン リーチュイン(山梨大学),二宮啓(山梨大学),藤原亮正 (大阪府立大学),三宅 里佳(大阪大学・庶務),本山 晃(資生堂),山垣 亮(サントリー生科財団)