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同位体比部会2022のご案内

開催日:
2022年12月12日(月)10:00-13日(火)17:00(予定)
会場:
起雲閣(熱海市指定有形文化財)音楽サロン
〒413-0022 静岡県熱海市昭和町4-2
主旨:
 試料を構成する元素の同位体組成を調べることで、試料の形成過程あるいは試料が形成されてから現在までに受けてきた様々な地質学的・物理化学的情報や年代情報を引き出すことができます。同位体分析技術の急速な進歩により、試料から得られる知見の種類と質は飛躍的に拡大し、いまでは同位体分析は地球化学分野、環境科学分野、地球惑星科学分野、食品衛生分野、生物学・生命科学分野、製造分野など幅広い学術・産業分野を支える基盤技術となっています。その反面、応用分析の特殊化・専門化が急速に進んだ結果、分析技術を俯瞰する研究者が失われるとともに、長期的かつ独創的な視点をもった装置開発動向の策定が難しくなっています。こうした学術的あるいは社会的要請から、同位体分析に内在する諸問題を共有し、その解決策および将来の研究動向の策定、さらには実用化に向けた研究ネットワークの構築、新規需要の開拓を実現するための議論の場を提供することを目的に同位体比部会を企画しました。
 コロナ禍での対面形式の研究会を予定しております。感染拡大を防ぐために、今回は宿泊施設を分散させるとともに、会期を2日間(通常は3日間)に短縮します。また、会場では検温し体調に変化があるかたの入場を規制することとしています。開催に際し、防疫には細心の注意を払わせていただきます。一般講演に加え、特別学術講演、ワークショップ、学生の方には学生発表優秀賞(口頭・ポスター発表)を計画しております。同位体分析の基礎から最先端の応用までを知る貴重な機会となります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
実行委員:
長谷川秀一(東京大学)
特別講演:
圦本尚義 先生(北海道大学)"We are always on the frontier."
植田千秋 先生(大阪大学)ハンドマグネットで目指す"固体粒子クロマトグラフィ"
ワークショップ:
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
・ MC-ICP-MS Neoma 紹介
・ 最新のOrbitrap同位体比質量分析計 紹介
参加費:
[一 般]  1000円(会 員)
      3000円(非会員)
[学 生]  無 料(会 員)
      3000円(非会員)
参加・講演申込方法:
以下のウェブサイトにある申込フォームからお申し込みください。
https://hasegawa-lab.sakura.ne.jp/isotope2022/
スケジュール:
参加・講演申込: 11月30日(水)まで
同位体比部会開会:12月12日(月)
問い合わせ先:
長谷川 秀一
isotope_at_hasegawa-lab.sakura.ne.jp(_at_を@に変更してください)