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第160回 質量分析関西談話会

「代謝物ビッグデータを取得する方法とバイオマーカー探索への効果的な使い方」

日時:
2018年2月10日(土) 13時30分~16時50分
会場:
京都・嵐山 ご清遊の宿 らんざん
京都市右京区嵯峨天竜寺(嵐山渡月橋北岸を河に沿って上流(西)へ)
電話075-864-0088
交通アクセス:http://www.kyoto-ranzan.jp/access/index.html
主題:
質量分析法の最大の用途の一つは、薬物動態研究やバイオマーカー探索における、薬物、薬物代謝物、内因性代謝物等の定量です。正確なデータを多く取得するのが分析の使命であり、近年では取りためた定量値をまとめて「ビッグデータ」として活用したい社会的要請があります。しかし、互換性のないスモールなデータセットがビッグにあるのが実情です。そこで第160回 質量分析関西談話会では、正しい検量線の引き方や信頼できる定量値を得るための考え方について、産総研バイオメディカル標準研究グループの絹見 朋也様よりご紹介いただきます。また、網羅的なメタボローム分析からバイオマーカーを同定する方法は、標準化合物なしでの相対定量が試みられていますが、定量値の信頼度評価法が課題となっております。東北大学東北メガバンクプロジェクトにおける大規模コホートメタボローム研究において、実際に大量のデータ取得を担っておられる三枝 大輔様にデータ解析方法を含めた現状をご紹介頂き、得られた代謝物ビッグデータをバイオマーカー探索にどの様に活用するべきかを議論したいと思います。ぜひこの機会に日頃から抱いておられる疑問等をお持ちいただき、当会を十分に活用していただければと思います。
講演プログラム:
「ペプチド・タンパク質の標準物質開発と標準化」
絹見 朋也(産総研)
「標準化合物なしで正確な相対定量を行うための考え方」
三枝 大輔(東北大学)
「総合討論」
バイオマーカー探索、メタボローム分析等で取り扱う、標準化合物がない内因性代謝物の相対定量データと、どのように統合し、活用していくのかについてパネリストのみなさまからの話題提供をもとに討論を行います。
参加費:
無料
参加申込み:
参加希望の方は、(1)氏名、(2)所属、(3)メールアドレス、(4)日本質量分析学会
会員/非会員の別を添えて、下記メールアドレスにお申し込みください。
kansai17_%_mssj.jp (送信の際は、_%_を@に変えてください)
関西談話会世話人代表 松田史生(大阪大学)
懇親会:
懇親会は、関西質量分析関係者の集う「鮟鱇を食べる会」として開催します(17時30分開始、会費8,000円、当日参加はできません)。懇親会への参加をご希望の方は、談話会参加申込みとは別に1月末までに下記にご連絡下さい。
問い合わせ先:宮下正弘(京都大学)e-mail: miyamasa[at]kais.kyoto-u.ac.jp([at] は@に置き換えて下さい)
世話人:
楠本 雅典(大日本住友製薬)、宮下 正弘(京都大学)、黒野 定 (和光純薬工業)、松田 史生 (世話人代表、大阪大学)