一般社団法人
日本質量分析学会

第169回 質量分析関西談話会（online）

日時：

2021年9月4日（土）13時～17時10分（受付開始12時40分）

会場：

Zoomを利用したオンライン開催になります。

主旨：

フードミクス　～食と健康・有用成分とその分析～

　高齢化社会、生活習慣病の増加など、国民の健康維持や疾病予防に対する意識は年々高まっており、それに伴ってトクホや機能性表示食品への注目も大きくなってきています。食品中に含まれる様々な成分を可能な限り網羅的に解析するフードミクス技術を用いることで、食品の状態を客観的に評価する事ができ、特に代謝成分や機能性成分をターゲットとした解析は，食品栄養成分のみならず、機能性成分定量の新たな評価法として期待されています。今回はフードミクス~食と健康~に携わって最先端で研究されている6名の先生をオンライン上にお招きし、ウェットな部分から分析におけるtips、また製品開発に至る話題を提供して頂きます。皆様のご参加とご意見をお待ちしています。

講演プログラム

13:00～13:05

世話人代表挨拶

13:05～13:40

「食のみやこ鳥取県へ！地方大学での MS との取組み」
山本　敦史（公立鳥取環境大学環境学部）

13:40～14:15

「機能性表示食品制度における機能性関与成分の分析について」
水越　一史（一般財団法人日本食品分析センター）

14:15～14:50

「農産物の高付加価値化に寄与する機能性成分の分析について」
酒井　美穂（一般社団法人食の安全分析センター）

14:50～15:05

休　憩

15:05～15:40

「機能性表示食品の開発における質量分析計を用いた機能性関与成分分析について」
塩見　卓也（株式会社ファンケル総合研究所）

15:40～16:15

「クッキングメタボロミクス～加工・調理による成分変動の解明～」
及川　彰　（京都大学大学院農学研究科）

16:15～16:50

「未知食品成分の同定と活用に向けたデータ基盤の構築」
櫻井　望　（国立遺伝学研究所）

16:50～17:10

総合討論

参加費：

無料

参加申込み：

参加希望の方は、https://forms.gle/xSrRLRJx69PhU88RAにお申し込みいただくか、(1)氏名、(2)所属、(3)メールアドレス、(4)日本質量分析学会　会員/非会員　の別を添えて、下記メールアドレスにお申し込みください。
kansai21_%_mssj.jp （送信の際は、_%_を@に変えてください）

締め切り：

8/31　17:00　（ただし、定員になり次第締め切ることがあります）
お申し込みいただいた方には、前日までに、ミーティング番号などをお知らせします。

世話人：

楠本 雅典 （住友化学株式会社）、堀山 志朱代 （武庫川女子大学）、益田 勝吉 （サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社）、片木　宗弘 （世話人代表、大阪府警科捜研）