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第1回質量分析イメージング研究会第一回シンポジウム
-質量分析イメージングの動向と将来展望- 開催のご案内

 昨今、日本でも様々な分野の研究者が質量分析イメージング(mass spectrometry imaging:MSI)を実施する現状となっています。質量分析学会総合討論会においてもMSIに関する研究が盛んに発表されており、国内におけるMSIの技術開発や応用研究に関する研究成果の発表と議論の場が求められていると考えられます。この流れは今後も続くと考えられ、年に2回、アカデミアおよび企業の研究者が密に議論を行うための場を提供したいと考えています。
 2024年度より、日本質量分析学会内に質量分析イメージング研究会(MSI研究会、幹事:新間秀一(大阪大学・理事会窓口)、池川雅哉(同志社大学)、大塚洋一(大阪大学))が発足しました。MSI研究会ではアカデミア、企業ユーザー、ベンダーらが集い、組織を超えたフラットなネットワークの構築と人材育成、さらにはMSI研究の発展を目指して、定期的な会合を企画したいと考えています。
 そこで、以下の内容で第一回目のシンポジウムを開催したいと考えています。参加対象者は、MSIに興味を持つ方であれば誰でも参加することが可能ですので是非とも多くの皆様に参加いただきたいと思います。

【目的】
情報共有と悩みの相談と解決、将来のMSIの展開についての議論、IMSISの日本招致について
【ターゲット】
アカデミアと企業研究者、学生
【日時】
2024/11/22(金)午後1時から
【会場】
島津製作所本社KYOLAB
【懇親会】
島津製作所本社 17:30- 参加費3000円
【申込先】
定員に達したため申し込みを締め切りました。
【申し込み締め切り】
2024年11月12日
【プログラム】
13:00
挨拶 新間秀一(大阪大学)
13:05
池川雅哉(同志社大学)
神経免疫疾患の空間プロテオーム解析
13:20
新間秀一(大阪大学)
MSIを用いた酵素組織化学
13:35
大塚洋一(大阪大学)
高精細質量分析イメージングを可能にするt-SPESIの開発
13:50
平田岳史(東京大学)
無機元素と有機分子の同時イメージング分析
(ハイブリッドイメージング分析)
14:05
小川覚之(獨協医科大学)
ヒト検体のハイブリッドイメージング解析:組織・分子・元素による 新しい理解へ
14:20
森哲也(理化学研究所)
イメージング質量分析法による植物特化代謝物の空間分布の可視化
14:35
Break
15:00
松田和大(東レリサーチセンター)
高空間分解能MSイメージング(NanoSIMS)のライフサイエンス分野への適用
15:15
中川薫(島津製作所)
質量分析イメージングへの島津の取り組み~各種モダリティーのご紹介~
15:30
Thanai Paxton (Waters)
Advancing DESI MS Imaging - Sensitivity and Spatial Resolution
15:45
佐藤貴弥(日本電子)
高分解能MALDI-TOFMS "SpiralTOF™-plus 3.0"の特長を活かしたマスイージング
16:00
田中由香里(塩野義製薬)
医薬品の研究開発におけるイメージング質量分析の活用
16:15
Break
16:40
島津製作所ツアー
17:30
懇親会
世話人:
新間秀一(大阪大学、質量分析学会MSI研究会理事)、池川雅哉(同志社大学)、大塚洋一(大阪大学)(敬称略)