日本質量分析学会 第70回質量分析総合討論会会

プログラム

討論会タイムテーブル

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特別講演

プログラム詳細

■特別講演1
藤田誠 卓越教授(東京大学大学院工学系研究科)
マイクロ結晶スポンジ法(MicroCS法):質量分析に迫る極微量X線分子構造解析
■特別講演2
中山敬一 教授(九州大学生体防御医学研究所)
次世代プロテオミクスが拓く医学生物学の新地平:100年来のがん代謝の謎に迫る
■特別講演3
Cheng-Chih Richard Hsu 准教授(国立台湾大学)
Ambient Mass Spectrometry and Machine Learning in Disease Diagnosis

受賞講演

第2日 6月23日(木)【プログラム詳細

オーラルセッション

第1日 6月22日(水)【プログラム詳細
第2日 6月23日(木)【プログラム詳細
第3日 6月24日(金)【プログラム詳細

セッション概要

■セッション番号
1A-O1
■セッション名
新世代のタンパク質・プロテオミクス研究
■オーガナイザー
足立淳(医薬基盤・健康・栄養研究所)/川島祐介(かずさDNA研究所)
■開催趣旨
質量分析はタンパク質・プロテオミクス研究には欠かせない解析手法になり、大規模解析や個々の分子にターゲットを絞った構造機能解析では大きな期待を背負いながら分野全体を牽引し続けている。タンパク質の多様性、プロテオミクスの複雑性を乗り越えるべく、様々な技術開発とその応用例が生み出されているが、本セッションでは、質量分析がプロテオミクス、構造生物学等の分野の最先端でどのように使われており、またどのような問題を抱えているのかを議論したい。具体的には、質量分析技術の他、サンプル調製技術、定量技術、データ解析手法などに関わる研究を幅広く募集し、最新の知見を共有するとともに、今後の展望についても議論したい。
■キーワード
プロテオミクス・翻訳後修飾・タンパク活性・構造生物学
■セッション番号
1B-O1
■セッション名
質量分析の将来を築く装置開発~イオン化・計測・解析~
■オーガナイザー
大塚洋一(大阪大学)/チェンリーチュイン(山梨大学)
■基調講演
古谷浩志(大阪大学)
■開催趣旨
気相イオンの情報を精密に計測する質量分析は、イオン化、質量分離、イオン検出、データ解析等の多岐にわたる技術の創成・深化と共に発展し、材料・食品・環境・創薬・生命科学をはじめとする幅広い分野での応用がなされている。
近年では、大容量データの高速計測や、質量分析イメージングのための装置開発、それらから得られるビッグデータの解析法の開発なども精力的に進められている。本セッションでは、質量分析の装置開発の現状と、将来の質量分析を築くための将来展望を議論する事を目的とする。イオン光学、イオン化、フラグメンテーション、検出器などのハードウェアや、ハードウェア開発に結びついた大容量データの解析などのソフトウェアの研究開発に関する発表を広く募集する。異分野の研究者が集い、議論する場としたい。
■キーワード
イオン光学、イオン化、検出器、イメージング、データ解析
■セッション番号
1C-O1
■セッション名
各種分析手法・装置を組み合わせた材料の複合質量分析
■オーガナイザー
川﨑英也(関西大学)/金田恭介(京セラ)
■招待講演
北川慎也(名古屋工業大学)
■開催趣旨
材料は、高分子、界面活性剤などの有機材料や、無機材料と複合化した有機無機ハイブリッド材料など多種多様である。このような多成分・複合材からなる材料分析では、単一の分析装置だけでなく、各種分析手法・装置を組み合わせた複合的な分析手法が、材料の構造・特性の理解に有効である。そこで、本シンポジウムでは、物質・材料の質量分析だけでなく、質量分析と各種分析手法・装置を組み合わせた複合分析による材料分析についても、議論することを目的とする。分離法、イメージング手法、データ解析法、各種材料分析法(NMR、IR、ラマン、XPSなど各種分光法、SEM、AFMなど観察手法など)、多種多様な材料の分析について、活発な議論とする場としたい。本シンポジウムでは、公募発表も広く募集するため、積極的な公募発表の応募を期待したい。
■キーワード
材料、複合分析、データ解析
■セッション番号
1D-O1
■セッション名
若手研究者セッション-1
■オーガナイザー
松岡悠太(九州大学)/高橋政友(九州大学)
■開催趣旨
本セッションでは、分野を問わず、質量分析に対して熱意を持った若手研究者の発表を広く募集する。よって、質量分析データ (基礎、応用いずれでも可)が一つでもあれば、発表を歓迎する。現在取り組んでいる研究成果、およびその経過についても、活発に討論する場としてほしい。将来、Principal Investigator (P.I.)を目指す野心的な若手研究者をはじめ、大学院生の研究発表も切望する。
■キーワード
若手研究者、将来展望
■セッション番号
2A-O1
■セッション名
薬物動態のイメージングMSアップデート
■オーガナイザー
杉浦悠毅(京都大学)/瀬藤光利(浜松医科大学)
■招待講演
瀬藤光利(浜松医科大学)
■開催趣旨
イメージング質量分析(MS)による薬物動態イメージングの開発と応用から15年程が経ち、低分子医薬品への応用については一定の成果が得られた。本手法のアドバンテージは「化合物の直接検出による分子認識能力の高さ」にある。この利点を生かすことで、薬効成分と薬剤代謝物それぞれを識別したイメージングが可能となった。また定量性についても安定同位体を用いた内部標準添加法等により大きく改善した。一方で、「低分子医薬以外の薬物」の動態評価法として本手法の適用が困難であり、活用できていない等の課題もある。現在、代表的な創薬モダリティである、抗体医薬、ADC(抗体薬物複合体)、核酸医薬は、詳細な薬物動態が不明なものがある。これらに対してイメージングMSの適用が可能となり、さらにキャリア分子と薬効成分の独立した組織内動態イメージング手法が確立されれば、その価値は極めて高い。 本セッションにおいては、実装される定量的薬物動体イメージングの現状と、新しいモダリティへの挑戦について、基礎技術開発から応用研究まで幅広く紹介したい。
■キーワード
イメージング質量分析、薬物動態
■セッション番号
2A-O2
■セッション名
アジア・オセアニア国際セッション「アジアの新しい風」
■オーガナイザー
石濱泰(京都大学)/関本奏子(横浜市立大学)
■招待講演
Pang-Hung Hsu(国立台湾海洋大学)
Kwang Pyo Kim(慶熙大学校)
■開催趣旨
ウィズコロナ時代においてもアジア・オセアニア地域からの質量分析に関する学術発信は止むことなく、ますます大きな拡がりを見せている。2010年、つくば大会で産声を上げたAOMSCも隔年開催ごとに拡大を続け、2025年ふたたび日本で開催することになった。本セッションでは、このアジアに吹く新しい風を皆さんと共有し、ジャンルを問わずアジア・オセアニア地域における最新の研究成果について自由に議論したい。
■セッション番号
2B-O1
■セッション名
医薬品開発のバイオマーカー活用に貢献する質量分析
■オーガナイザー
池原達矢(塩野義製薬)/大崎史雄(アステラス製薬)
■開催趣旨
医薬品開発の高難易度化が進んでおり、疾患指標や薬剤のメカニズム、安全性、等を反映するバイオマーカーを活用し、開発の効率化や、成功確度の向上に繋げていくことはますます重要になっている。近年、オミクスやイメージングをはじめとした技術の発展により、質量分析を用いて、様々なアプローチでバイオマーカーの医薬品開発への応用の試みが進められている。本シンポジウムでは、製薬企業におけるバイオマーカーの医薬品開発への応用に向けた取り組みについて、質量分析を効果的に活用した研究の発表を募り、質量分析が果たす役割や課題について議論したい。
■キーワード
バイオマーカー、医薬品開発、臨床、非臨床、トランスレーショナルリサーチ
■セッション番号
2B-O2
■セッション名
天然物・食品の成分組成とその変動を巧みに捉える質量分析技術
■オーガナイザー
藤村由紀(九州大学)/及川彰(京都大学)
■基調講演
佐川岳人(エスビー食品)
■開催趣旨
天然化合物には、医農薬リード化合物、魚介類やキノコ由来の自然毒、色素、香気・呈味成分など多様な構造と生物活性を示すものが多い。また、天然物や農産物を含めた食品中に含まれる機能性成分の構造解析や定量分析は生理活性評価に必須であり、これまでに質量分析計が重要な役割を果たしてきた。トクホや機能性表示食品が注目されている食品科学分野では、原材料のみならず、品質・機能性・安全性に大きく寄与する調理・加工・喫食時の詳細な成分変化を捉えることが喫緊の課題となっている。本セッションでは、天然物、農産物や食品の品質・機能性・安全性を支えるユニークな成分や成分組成の変化をより定性的あるいは定量的に捉えることができる質量分析技術の最新の研究成果を発表していただき、その現状と将来展望を議論する場としたい。
■キーワード
天然物、食品、生理活性物質、品質評価、成分組成の変化
■セッション番号
2C-O1
■セッション名
同位体比で拓く宇宙・地球科学の最前線
■オーガナイザー
谷水雅治(関西学院大学)/丸岡照幸(筑波大学)
■招待講演
岡崎隆司(九州大学)
■開催趣旨
太陽系/地球の物質におけるわずかな同位体比の違い(0.01-0.1%)を検出することで、物質の起源や年代情報、経験した物理・化学過程(蒸発・凝縮、拡散など)を紐解くことができます。本セッションでは、「同位体で拓く宇宙・地球・環境科学の最前線」と題し、【同位体】をトレーサーとした最新の研究成果の講演を募ります。地球型惑星の起源と進化、および現在、地球表層環境で起こっているプロセスについて、相互理解を深めたいと思います。皆様の奮ってのご参加をお待ちしています。
■キーワード
同位体、質量分別、地球化学、放射壊変、物質循環
■セッション番号
2C-O2
■セッション名
高性能化した MS における False positive をどう扱うか
■オーガナイザー
山本敦史(鳥取環境大学)/阿部裕(国立医薬品食品衛生研究所)
■開催趣旨
今日の質量分析は微量の試料からでも品質の高いマススペクトルデータを得ることができる。生命科学から食品、環境、材料等幅広い分野で用いられ、導かれる結論が社会的に大きな影響を持つことも多い。また、測定データを出発点とするデータ駆動型研究とも呼ぶ研究手法が可能となりつつある。日常的に DX といった言葉が飛び交うようになった昨今であるが、スタートとなるデータも扱いを誤ると有用な知見を見いだすのは困難である。全員がすべての媒体に熟知した研究者・技術者になれる訳でもない中、この場で一度、様々な分野において今の質量分析が関連する検査法・分析法において何が見えているのか、False positive にどのようなものがあるのかについて整理したい。
■キーワード
微量分析、ノンターゲット分析、データ処理
■セッション番号
2D-O1
■セッション名
若手研究者セッション-2
■オーガナイザー
坂口洋平(福岡大学)/中谷航太(九州大学)
■開催趣旨
本セッションでは、分野を問わず、質量分析に対して熱意を持った若手研究者の発表を広く募集する。よって、質量分析データ (基礎、応用いずれでも可)が一つでもあれば、発表を歓迎する。現在取り組んでいる研究成果、およびその経過についても、活発に討論する場としてほしい。将来、Principal Investigator (P.I.)を目指す野心的な若手研究者をはじめ、大学院生の研究発表も切望する。
■キーワード
若手研究者、将来展望
■セッション番号
3A-O1
■セッション名
臨床における質量分析、メンタルヘルス分野への挑戦
■オーガナイザー
瀬戸山大樹(九州大学)
■招待講演
田中耕一(島津製作所)
■開催趣旨
近年、質量分析は臨床現場において急速に普及しつつある。一方で、質量分析が切り開く新たなフロンティアとして、メンタルヘルス分野に注目が集まっている。精神疾患は、その病型分類が客観的・物質的指標に依存する度合いが低く、またそれゆえに、病態のメカニズムが未だ定まらない混沌(こんとん)とした学問領域と言われている。質量分析はこのような未開領域を開拓するうえで、有用なアプローチの一つとなりうる。このセッションでは、認知症やうつ病などの精神疾患に加え、最近急増しつつある「ひきこもり傾向」など幅広いメンタルヘルス領域をカバーする研究者たちを集め、質量分析-オミクス解析を駆使した臨床研究に特有の問題点や今後の展望について大いに議論する場を提供する。
■キーワード
臨床、メンタルヘルス、認知症、うつ病、ひきこもり
■セッション番号
3A-O2
■セッション名
メタボローム研究の最前線
■オーガナイザー
和泉自泰(九州大学)/岡橋伸幸(大阪大学)
■開催趣旨
メタボローム解析は、質量分析技術とクロマトグラフィーなどの周辺技術の進歩と融合によって発展し、様々な分野で活用されている。近年、日本国内では、メタボローム分析法の詳細なプロトコルが開示され、これまでメタボロミクスが抱えてきた「代謝物の同定(帰属)や定量」などの課題に対する具体的な解決策を議論する場も増えつつある。これらのことからも、メタボロミクス分野は、各種分析法、データベース、データ解析法などの基盤技術の開発を経て、新たな局面を迎えつつある。
本セッションでは、「メタボローム研究の最前線」をテーマに掲げ、メタボロミクス分野の新しい測定技術から斬新なアプリケーションまでを幅広く紹介するとともに、メタボロミクス研究の将来展望を考える場としたい。
■キーワード
メタボロミクス、リピドミクス、新技術、アプリケーション
■セッション番号
3B-O1
■セッション名
コンタミネーションの原因と対応(日本質量分析学会 企業プログラムWG ワークショップ)
■オーガナイザー
瀧浪欣彦(アトナープ)/芹野武(アジレント・テクノロジー)
■開催趣旨
LC/MSやGC/MSは今日、定性分析および定量分析のための重要なツールとして欠くことのできない分析手法となっている。
LC/MS, GC/MSにおけるコンタミネーションは、これらの手法の最も初期の段階から議論されてきた課題ではあるものの、近年の質量分析計の高感度化に伴い、これまではコンタミネーションの原因とは考えられていなかった箇所もコンタミネーションの原因として考えなくてはならなくなってきた。
本セッションでは、このような現状に鑑み、最近のコンタミネーションの原因とその対応について様々な議論を展開したい。
■キーワード
LC/MS, GC/MS, コンタミネーション, 定量分析
■セッション番号
3B-O2
■セッション名
バイオ医薬品・遺伝子治療用ベクターの質量分析
■オーガナイザー
内山進(大阪大学)/橋井則貴(国立医薬品食品衛生研究所)
■招待講演
日向昌司(国衛研)
■開催趣旨
高度に分子設計された新規モダリティ医薬品の創薬ならびに品質管理において質量分析は欠くことが出来ない手法となっている。特に、質量分析の装置開発、試料調製や測定・解析手法の開発も進められており、複雑なプロファイルを持つ生体高分子医薬品であっても、従来と比べ、より高感度、高分解能で信頼性の高い分析が実現されつつある。本セッションでは、医薬品として今後さらに発展が望まれる、バイオ医薬品、遺伝子治療用ベクターについて、近年の最先端の質量分析を利用した研究例と展望について紹介する。
■キーワード
バイオ医薬品、ウイルスベクター、遺伝子治療、翻訳後修飾、化学修飾
■セッション番号
3C-O1
■セッション名
データサイエンスが拡げる質量分析の可能性
■オーガナイザー
早川英介(沖縄科学技術大学院大学)/櫻井望(国立遺伝学研究所)
■開催趣旨
現在のハイスループットな質量分析装置は様々な分野で活用され、日々膨大な量のデータが生成されている。従来のターゲット型の分析に加え、ワイド・ノンターゲット型やオミクス分析等、データの量・複雑性は近年爆発的に増加しており、それに対応するデータ解析技術が強く求められている。このようなデータの爆発的増大・複雑化は分析化学に限らずゲノム・医療・SNSなど様々な分野でも起きており、それに対応するためのデータサイエンスが隆盛を極めている。すでに質量分析ではデータベース、多変量解析、機械学習等のインフォマティクスが部分的に取り入れられているものの、より先鋭的なデータサイエンスを取り入れることで質量分析の可能性が大きく広がることは間違いない。そこで本セッションでは質量分析におけるデータサイエンスや先進的なデータ解析の発表を通してデータサイエンスによって拡がる質量分析の将来展望を議論したい。
■キーワード
データサイエンス、インフォマティクス、データ解析、データベース、機械学習
■セッション番号
3C-O2
■セッション名
質量分析と分子科学
■オーガナイザー
藤原亮正(大阪公立大学)/山田勇治(福岡大学)
■招待講演
大下慶次郎(東北大学)
■開催趣旨
質量分析ではイオン化、イオン分子反応、原子分子衝突、電子移動、フラグメンテーションなど分子科学の分野で研究されてきた物理化学過程を利用している。一方、分子科学の研究では、気相イオンの質量選択や移動度分析、分光解析などに質量分析技術が活用されており、質量分析と分子科学は密接な関係を保ちながら共に発展してきた。本セッションでは、質量分析と分子科学の理解を深め、基礎科学の次世代に向けた発展につながる議論を行いたい。
■キーワード
イオン化、イオン分子反応、原子分子衝突、フラグメンテーション
■セッション番号
3D-O1, 3D-O2
■セッション名
フリーセッション
■オーガナイザー
川﨑英也(関西大学)/宮下正弘(京都大学)
■開催趣旨
本討論会では、新たな試みとして「フリーセッション」の発表を公募する。本セッションは、特定テーマに関するオーガナイズドセッションとは異なり、他のセッションでカバーされない内容も含む質量分析に関わるあらゆるテーマに関する発表を対象とする。また、自由テーマに関する研究成果発表だけでなく、萌芽的な研究発表も公募する。萌芽的な研究発表とは、例えば、まだ十分な結果が得られていない研究や、得られた成果をどのように展開すべきか思案している研究などである。このような萌芽的な研究について参加者との討論を通してブラッシュアップしていく議論を中心としたセッションとしたい。このため、本セッションでは発表時間12分、質疑応答7分と議論の時間を多めに確保する。「フリーセッション」での発表や議論が、将来、質量分析が関わる新しい研究分野の創出につながり、新たなコミュニティ形成の場となることを期待したい。
■キーワード
自由テーマ、萌芽研究、質量分析

ポスター発表

■第1日 6月22日(水)【プログラム詳細
■第2日 6月23日(木)【プログラム詳細
■第3日 6月24日(金)【プログラム詳細
■Late-breaking abstract(質量分析夏の学校枠) 【要旨PDF

パネルディスカッション

パネルディスカッション概要

■セッション名
「学会の在り方提言」に関するパネルディスカッション
■オーガナイザー
学会改革WG
■開催趣旨
2020年の新型コロナウイルス感染症の感染拡大を機に新たに設置された学会改革WGでは、withコロナ・afterコロナ時代における本学会の在り方について様々な角度から検討している。特に、「『学術』の活気を上げること」を喫緊の課題に掲げ、主に (1) 総合討論会、(2) 学会誌、(3) 部会、(4) 談話会の改革提案を最近の学会誌(JMSSJ, vol. 70, pp.77-79)に掲載した。そこで本セッションでは、この提案を基に「日本質量分析学会の今後の在り方」について、皆様と意見交換する場としたい。